円貨建ての罠!?ノルウェー地方金融公社2011年2月満期ユーロ円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券(円貨償還条件付) - まったり旅行しながら株主優待・配当金生活

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円貨建ての罠!?ノルウェー地方金融公社2011年2月満期ユーロ円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券(円貨償還条件付)

野村證券のウェブサイトを見ていますと、久しぶりにデュアルカレンシー債券が来ました。

ノルウェー地方金融公社2011年2月満期ユーロ円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券(円貨償還条件付)

久しぶりのご紹介なので、デュアルカレンシー債についても、
軽くご説明しておきたいと思います。

この、デュアルカレンシー債は、債券を購入する時の払い込みは円貨
利払いについても円貨での受取ではあるのですが、
最後、償還される金額については外貨での受取になるのが特徴です。

で、今回の債券の利率を見ると、円貨建てで5%だそうです。

今の世の中、円貨建てで5%も利息が受け取れる商品なんてありうるのでしょうか?
何か裏があるのでは!?と思ってしまいますよね。

この商品、一見素晴らしい商品に見えますが、注意しないといけないのは
円貨償還条件付きという部分。この条件の部分を要約しますと、以下のようになります。

【満期償還金額】
2011年2月25日(償還期限)10営業日前の判定為替レートが
  • 円高豪ドル安の時・・・・豪ドルで償還
  • 円安豪ドル高の時・・・・円貨の額面金額で償還
本来、外債投資においては円安になった際は、為替差益を享受できるべき
であるのですが、この商品においては円安になると円貨の額面で償還されてしまうので、
リターンが限られてしまいます。逆に円高の場合は、豪ドルで償還されます。

この、償還通貨判定基準は現在は仮条件で2円~16円と滅茶苦茶幅広く設定されていますが、
ここ数年、オーストラリアドルは急に大きく動くこともあるため、
豪ドルで償還されてしまう可能性は、常に考慮しておく必要があるでしょう。

もう一度整理しますと、この商品は
  • 為替差損はいくらでも投資家が負担しないといけないのに、
  • 為替差益は一定に制限されてしまうわけです。
私はオプション取引について精通していませんので、これ以上の説明は省略しますが、
証券会社側は円高豪ドル安になっても、円安豪ドル高になっても、
損をすることがないよう、予め手を打っていると思われます。

一方、顧客側はいくらでも損をしてしまう可能性があるというわけです。
と言いながら、実際円-豪ドル相場がヨコヨコで一年間推移すれば、
この債券を買うことが一番利益につながりますので、
そのような相場を予想されるのであれば、この債券を買うべきであると言えるでしょう。

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